ゆうの高配当株投資ブログ

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【高配当株】地銀セクターについて考えてみた

地方銀行(以下、地銀セクター)には安値圏で放置された(PBRが0.2前後)銘柄が多くあります。

これは成長余地が限られていると市場に考えられてきたためだと考えられます。

しかし、金利上昇による収益改善の可能性があり、割安のためアクティビストが

地銀セクターに目をつけ始めています。

以下に地銀セクターの情報をまとめました。

コード 銘柄名 自己資本比率 PER 配当利回り 時価総額(10億) 有価証券評価損益(10億)
7150 島根 7.5 15.2 2 4 -4
7184 富山第一 12.3 7.6 3.7 29 23
8331 千葉 11.4 9 3.6 595 148
8334 群馬 11.8 5.7 4.3 160 46
8336 武蔵野 8.1 5.6 4.5 61 14
8337 千葉興業 8.4 3 1.9 16 20
8338 筑波 8.9 5.2 2.6 16 -12
8341 七十七 10 5.8 4.6 133 118
8343 秋田 11.4 9.8 4.1 31 20
8344 山形 9.9 9.2 3.8 30 9
8345 岩手 11.3 6.9 4.5 37 34
8346 東邦 9.1 9.6 3.4 53 4
8349 東北 9.2 6.5 5.2 9 0
8355 静岡 14.3 8.4 3.4 478 296
8358 スルガ 12.4 10.1 1.6 87 -1
8359 八十二 17.6 10.4 4 243 383
8360 山梨中央 11.2 8.2 3.6 37 24
8361 大垣共立 8.3 8.2 4 73 57
8362 福井 7.9 19.1 3.6 34 18
8364 清水 8.7 7.8 4.1 17 -6
8365 富山 8 13.2 2.7 10 7
8366 滋賀 14.8 8.8 2.9 145 206
8367 南都 9.3 6 5.1 67 19
8368 百五 9.8 6.1 3.4 82 143
8369 京都 11.6 17.6 1.8 425 881
8370 紀陽 10.2 6.5 2.8 95 1
8381 山陰合同 10.9 7 5 106 7
8382 中国 13.2 9.6 2.9 180 95
8383 鳥取 8.5 10.8 4.4 11 1
8385 伊予 14 8.6 2.5 204 271
8386 百十四 8.9 6.2 4.1 51 37
8387 四国 8.8 6.8 4.1 36 19
8388 阿波 11 7.4 2.2 88 83
8392 大分 9.9 6.8 4.2 31 12
8393 宮崎 8.2 4.8 5.3 37 4
8395 佐賀 8 6.2 4.8 25 7
8398 筑邦 7.9 12.8 3.4 9 0
8399 琉球 8.7 6.3 4.3 35 -1
8416 高知 9.7 6 3.6 7 6
8521 長野 10.3 10.8 3.8 12 -1
8522 名古屋 11.6 6.2 3.9 54 71
8524 北洋 12.4 11.4 4.4 90 80
8527 愛知 10 5.1 - 57 61
8530 中京 8.5 12.9 - 36 11
8537 大光 9 8.8 3.7 13 1
8540 福岡中央 9.2 10.9 2.5 6 1
8541 愛媛 8.3 6.7 3.4 35 11
8542 トマト 8.4 8.7 5 12 2
8544 京葉 11.3 5.7 4.7 64 35
8550 栃木 11.9 9.9 2.1 31 -15
8551 北日本 9.2 5.9 3.6 15 8
8554 南日本 8.5 6.8 4 5 0
8558 東和 10.6 8.4 4.8 20 -2
8559 豊和 8.7 3.8 1.8 3 0
8560 宮崎太陽 9.7 7.1 5.3 5 5
8562 福島 7.9 8.6 2.3 6 -3
8563 大東 10.4 6.8 4.7 8 -2

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この中で実際にアクティビストが投資している銘柄

京都銀行(シルチェスター)

秋田銀行村上ファンド系)

山梨中央銀行村上ファンド系)

岩手銀行(シルチェスター)

中国銀行(シルチェスター)

滋賀銀行村上ファンド系、シルチェスター)

八十二銀行村上ファンド系)

にどのような特徴があるか、図にしてみました。

・アクティビストが投資している地銀の自己資本比率

この図を見てわかるのはアクティビストが投資している地銀は自己資本比率の高い

地銀だということがわかります。

同様に、自己資本比率の高い地銀は今後アクティビストの投資対象になることが予想されます。

具体的には

伊予銀行

群馬銀行

山陰合同銀行

七十七銀行

あたりがアクティビストの投資対象になる可能性があると思います。

このあたりの銀行は配当も高いので、「アクティビストの投資対象になる」

というカタリストを待ちながら、配当をもらう。というスタンスで投資しても良いかと

思います。

次にアクティビストが投資している銀行の有価証券評価損益を見てみます。

・アクティビストが投資している地銀の時価総額と有価証券評価損益

銘柄名 時価総額(10億) 有価証券評価損益(10億)
八十二 243 383
滋賀 145 206
秋田 31 20
山梨中央 37 24
岩手 37 34
中国 180 95
京都 425 881

アクティビストが投資している地銀は時価総額と比較して大きな有価証券評価益があることがわかります。この観点で見ると

名古屋銀行

あたりも投資妙味がありそうです。

まとめると、すでにアクティビストが投資している地銀

京都銀行(シルチェスター)

秋田銀行村上ファンド系)

山梨中央銀行村上ファンド系)

岩手銀行(シルチェスター)

中国銀行(シルチェスター)

滋賀銀行村上ファンド系、シルチェスター)

八十二銀行村上ファンド系)

に加えて、自己資本比率が高く、時価総額と比較して大きな有価証券評価益がある

地銀

伊予銀行

群馬銀行

山陰合同銀行

七十七銀行

名古屋銀行

が今後、投資妙味がありそうです。

このあたりの銘柄に投資を進めたいと思います。