ゆうの高配当株投資ブログ

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クロロックス(CLX)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

この記事では、クロロックス(CLX)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
クロロックス(CLX)は世界有数の生活必需品メーカーです。
株主還元を積極的に行っており、45年連続で増配を行っています。
同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。
配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。
 
 

 

クロロックスの基本情報

企業概要

クロロックスは、100年以上の歴史を持ち、現在、掃除用品、洗濯ケア、ゴミ袋、猫用トイレ、炭、食品包装、水ろ過製品、天然パーソナルケア製品など、消費者製品分野全体のさまざまな製品を手掛ける。ポートフォリオには、社名を冠したブランドのほかにも、Liquid-Plumr、Pine-Sol、S.O.S、Tilex、Kingsford、Fresh Step、Glad、Hidden Valley、KC Masterpiece、Brita、Burt’s Beesなどがある。売上高の約85%が米国からとなっている。

クロロックスの株価推移

 

クロロックスの週足リアルタイムチャートです。

長期的に見ると、株価が全く上昇していません。

 

クロロックスの株価指標

一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移

上記は四半期ごとにクロロックスの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。

クロロックスのEPSは全く成長していません。

 

上記はクロロックスのPERを1日ごとに図示したグラフです。

直近のPERは40倍以上と長期的に見た場合、割高な水準となっています。

 

 

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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移

 

上記はクロロックスの一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。

2010年代前半は債務超過の状態にありましたが、現在でも債務超過の状態を脱出しています。

 

上記はクロロックスのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

クロロックスのPBRは非常に変動が激しいです。

ただし、PBRの変動があまり株価に影響していないので、クロロックスのバリュエーションを判断する場合はPBRを用いるのはあまり適切ではないと思います。

キャッシュフローがしっかりしていて、配当の支払いに問題がなければ問題が無いように思います。

クロロックスのキャッシュフロー

クロロックスは毎年非常に安定したフリーキャッシュフローを稼いでいます。

このことからクロロックスは他社に比べて優位性のある事業を行っているといえます。

 

クロロックスの配当データ

基本情報

配当利回り:3.13%(2022/11/24時点)

・年間配当額:4.72ドル

・配当権利確定月:1,4,7,10月

・配当支払い月:2,5,8,11月

・連続増配年数:45年

配当利回りの長期推移

上記はクロロックスの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

クロロックスの配当利回りは長期的に見ると3%前後で安定しています。

直近だと、配当利回りは3.0%強の水準になっています。

現在の配当利回りは割安でも割高でもない水準だと思います。

 

配当金推移と増配率

上記はクロロックスの四半期ごとの配当と増配率の表になります。(株式分割は考慮してあります。)

増配率が10%を超える年もありますが、おおむね5%~10%の増配を毎年行っています。

直近のEPSが3.27ドルに対して1株当たりの配当金が4.72ドルの配当を行っているので、かなり無理をしている印象を受けます。

 

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