私は高配当株投資を行っています。
高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。
減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。
このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。
米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。
この記事では、エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズ(APD)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの基本情報
企業概要
エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズは、1940年に設立され、世界的な工業用ガスの供給者となった。50カ国で事業を展開しており、19,000人の従業員を抱えている。水素とヘリウムの最大級の供給業者である。化学、エネルギー、ヘルスケア、金属、エレクトロニクスなど多くの産業向けに独自の製品やサービスを提供する。2022年度の売上高は$127億であった。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの株価推移
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの週足リアルタイムチャートです。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの株価は長期的には綺麗な上昇傾向にあります。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの株価指標
一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの長期的には上昇傾向にあり、年によって変動はありますが右肩上がりにEPSが成長しています。
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのPERを1日ごとに図示したグラフです。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのPERは基本的に安定して推移しています。
2016年から2018年を除いて、おおむね20倍前後の水準で推移しています。
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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズ一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのBPSは2009年以降、緩やかな上昇していて2009年以降で約3倍になっています。
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。
BPSが上昇していのですが、BPSの上昇以上に株価が上昇しているので、エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのPBRは上昇傾向にあります。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズのキャッシュフロー
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズは毎年安定してフリーキャッシュフローがプラスとなっています。
このことからエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズは優位性のある事業を行っていることがうかがえます。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの配当データ
基本情報
・配当利回り:2.57%(2023/5/28時点)
・年間配当額:7.00ドル
・配当権利確定月:3,6,9,12月
・配当支払い月:1,4,7,10月
・連続増配年数:41年
配当利回りの長期推移
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの配当利回りは安定していて、2.5%の配当利回りで安定的に推移しています。
配当金推移と増配率
上記はエアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの四半期ごとの配当と増配率の表になります。
エアープロダクツ・ アンド・ケミカルズの増配率は年によって変動が大きく、5%~15%の増配を毎年増配を行っています。
現在の配当性向は過去の実績と比べて特に高いということはないので、これからも増配が続くと予想できます。