この記事では、産業用不動産特化型リートの[3249]産業ファンド投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移を紹介したいと思います。
[3249]産業ファンド投資法人は三菱商事とユービーエス・リアルティ株式会社がスポンサー企業となっているリートです。
かつての[3249]産業ファンド投資法人は2011年から3年連続で増資を行い、
そのたびに分配金水準が上昇するという魔法のような増資をしていたこともありました。
さすがに、最近は物流施設などの価格も上がってしまい、かつてのような増資はできなくなりました。
それでも、2020年現在では比較的堅実な運営がなされているように思います。
金融危機の前後で分配水準を減らして、その後、まだその時の水準に復帰できていないリートもある中で、同社は2010年の分配水準の底と比較すると分配水準が2倍程度に達しています。
前述のように、増資して物件を取得し、分配金も増加という魔法の増資を連発したおかげであると言ます。
[3249]産業ファンド投資法人 特徴
[3249]産業ファンド投資法人は『産業用不動産特化型リート』と名乗っています。
下記で紹介する通り、物流施設への投資が約50%、その他施設への投資が約50%となっています。
[3249]産業ファンド投資法人 用途別保有資産
[3249]産業ファンド投資法人 地域別保有資産
[3249]産業ファンド投資法人 上位の投資物件
[3249]産業ファンド投資法人 過去1年間&10年間の株価推移
ここで[3249]産業ファンド投資法人の過去1年間(上)と過去10年間(下)の株価チャートをみておきたいと思います。
2015年以降はなだらかな右肩下がりの投資口価格推移となっていましたが、
2019年以降は、2020年3月の波乱相場の時を除き、驚くような上昇率となっています。
[3249]産業ファンド投資法人 1口あたり分配金の推移
スポンサーリンク