ゆうの高配当株投資ブログ

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IBM(IBM)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

 
この記事では、IBMIBM)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
IBMIBM)は主に、ソフトウェア、ITサービス、コンサルティング、ハードウェアを販売を行う企業です。
株主還元を積極的に行っており、27年連続で増配を行っています。
同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。
配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。
 
 

 

IBMの基本情報

企業概要

IBMは、企業の情報技術(IT)において必要なあらゆる側面の一部となっている企業である。主に、ソフトウェア、ITサービス、コンサルティング、ハードウェアを販売している。175カ国で事業を運営し、約35万人を雇用している。8万のビジネスパートナーを有し、5,200の顧客(フォーチュン500全体の95%を占める)にサービスを提供している。B2B企業であるが、対外的影響はかなり大きい。例えば、全クレジットカード取引の90%をグローバルに管理し、世界の全無線接続の50%を担当している。

 

IBMの株価推移

 

IBMの週足リアルタイムチャートです。

長期で低迷しているチャートになります。

後で紹介しますが、長期的にEPSが頭打ちの状態になっていることが大きな原因だと考えられます。

 

IBMの株価指標

一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移

上記は四半期ごとにIBMの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。

2013年をピークに減少傾向にあります。

EPSが頭打ちとなっており、右肩下がりとなっているのがIBMの特徴だといえます。



上記はIBMのPERを1日ごとに図示したグラフです。

IBMのPERは10倍から20倍で推移している期間が長いです。

直近ではPERが20倍を超えており、長期的な水準からみれば割高とみることができます。

株価が下がっているのに、PERが上がっているのはEPSが株価以上に下がっているのが原因です。

EPSが底を打ち、上昇傾向となるのを確認するまでは買いにくいと思います。

 

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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移

上記はIBMの一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。

長期的に見るとIBMBPSは20ドル前後で推移していることがわかります。

 

 

上記はIBMのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

IBMのPBRは年々減少傾向であることがわかります。

PBRで見た場合、現在は割安の水準にあるといえます。

EPSが上昇傾向となったときに購入を考えてよい水準だと思います。

 

IBMキャッシュフロー

IBMは非常に安定したフリーキャッシュフロー

稼いでいるという特徴があります。

このことから他の企業に比べて優位性があるビジネスを展開していることがうかがえます。

IBMの配当データ

基本情報

配当利回り:4.76%(2022/11/2時点)

・年間配当額:6.60ドル

・配当権利確定月:2,5,8,11月

・配当支払い月:3,6,9,12月

・連続増配年数:27年

配当利回りの長期推移

上記はIBM配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

直近だと、配当利回りは5%前後の水準になっています。

これは、長期的に見るとかなり高い水準になっています。

配当利回りでみた場合、IBMは割安といえますが、次で紹介する通り、増配率が年々落ちていて厳しい状況となっています。

 

配当金推移と増配率

 

上記はIBMの四半期ごとの配当と増配率の表になります。(株式分割は考慮してあります。)

年々増配率が下がっており、直近2年は1%未満となっており辛うじて増配を維持している状態となっています。

連続増配を期待して購入するのは厳しいといえます。

 

 

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