ゆうの高配当株投資ブログ

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ペンテア(PNR)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

私は高配当株投資を行っています。

高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。

減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。

このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。

米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。

 

この記事では、ペンテア(PNR)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。

ペンテア(PNR)はアメリカ合衆国の水処理会社です。
株主還元を積極的に行っており、47年連続で増配を行っています。
同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。
配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。
 
 

 

ペンテアの基本情報

企業概要

ペンテアは、従業員1万人を擁し、世界25ヵ国で事業を展開する水処理業界の大手企業である。事業は、消費者ソリューションと産業・フローテクノロジーの2つの部門からなる。提供する製品には、エネルギー効率の高いスイミングプール機器、ろ過ソリューション、商業・産業用ポンプなど広範な水処理ソリューションがある。2022年に、売上高約$41億、調整後営業利益約$7億6,800万を上げている。

ペンテアの株価推移

ペンテアの週足リアルタイムチャートです。

ペンテアの2008年以降、株価は緩やかな上昇傾向にあります。

しかし、2013年以降は株価はレンジで推移しています。

現在の株価の推移をみると、株価上昇を期待しての購入には向いていないと思います。

 

ペンテアの株価指標

一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移

上記はペンテアの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。

ペンテアのEPSは安定しておらず、年によってはEPSがマイナスになる年もあります。

 

上記はペンテアのPERを1日ごとに図示したグラフです。

EPSがマイナスになり、PERが算出できない期間があります。

ただし、EPSがマイナスになる期間を除くとおおむねPERが20倍前後で推移しています。

 

 

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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移

上記はペンテア一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。

2018年にBPSが大きく減少しているのは、電気事業を分離した影響です。

電気事業分離の影響を除くとペンテアのBPSはあまり変動がありません。

上記はペンテアのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

ペンテアのPBRは電気事業を分離した2018年に上昇し、2018年以降は3~5倍のレンジで推移しています。

PBRで見た場合、2018年以降で最も割安な水準にあります。

 

ペンテアのキャッシュフロー

ペンテアは毎年非常に安定したフリーキャッシュフローを稼いでいます。

このことからペンテアは他社に比べて優位性のある事業を行っているといえます。

 

ペンテアの配当データ

基本情報

配当利回り:1.54%(2023/5/6時点)

・年間配当額:0.88ドル

・配当権利確定月:1,4,7,10月

・配当支払い月:2,5,8,11月

・連続増配年数:47年

配当利回りの長期推移

上記はペンテアの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

ペンテアの配当利回りはあまり変動がなく、金融危機の影響が残る2008、2009年とコロナショックの2020年を除く平常時ではおおむね1.5%前後の水準となっています。

 

配当金推移と増配率

上記はペンテアの四半期ごとの配当と増配率の表になります。

2016年以降、毎年5%前後の増配になっています。

配当性向が30%とあまり高くないため、今後も安定して増配が続くことが予想できます。

 

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