私は高配当株投資を行っています。
高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。
減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。
このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。
米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。
この記事では、ジェネラル・ダイナミクス(GD)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
ジェネラル・ダイナミクスの基本情報
企業概要
ジェネラル・ダイナミクスは、防衛請負業者であり、ビジネスジェット機の製造業者である。航空宇宙、海洋、戦闘システム、テクノロジーの各部門からなる。航空宇宙部門は、ガルフストリーム・ビジネスジェット機の開発、グローバルな航空機サービス事業を手掛ける。戦闘システム部門は、M1アブラムタンク、ストライカー装甲兵員輸送車などの陸上戦闘車両、および弾薬を生産している。海洋部門は、原子力潜水艦、駆逐艦、およびその他の船などを製造し、サービスを提供する。テクノロジー部門には主に2つの事業がある。情報技術事業は、主に政府市場を対象としている。ミッション・システム事業は、軍隊に指揮、制御、コンピューター、情報、監視、および偵察能力を提供する製品に焦点を当てている。
ジェネラル・ダイナミクスの株価推移
ジェネラル・ダイナミクスの週足リアルタイムチャートです。
ジェネラル・ダイナミクスは成長株のように毎年力強く株価が上昇し、綺麗な上昇トレンドのチャートとなっています。
ジェネラル・ダイナミクスの株価指標
一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移
上記はジェネラル・ダイナミクスの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。
ジェネラル・ダイナミクスのEPSは一時的に赤字になった2012年を除き、年々上昇しており2009年以降で約2倍になっています。
上記はジェネラル・ダイナミクスのPERを1日ごとに図示したグラフです。
ジェネラル・ダイナミクスのPERは一時的に赤字になった2012年以外は比較的安定していて、2013年以降ではおおよそ15~20倍の範囲で推移しています。
PERで見た場合、現在のPERは20倍弱でジェネラル・ダイナミクスの株価はやや割高の水準にあると言えます。
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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移
上記はジェネラル・ダイナミクス一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。
ジェネラル・ダイナミクスのBPSは2019年以降急上昇し、現在は65ドル前後の水準を推移しています。
上記はジェネラル・ダイナミクスのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。
ジェネラル・ダイナミクスのPBRは2~6倍の範囲で推移しています。
現在のPBRは約4倍とPBRで見ると現在は割安でも割高でもない水準になっています。
ジェネラル・ダイナミクスのキャッシュフロー
ジェネラル・ダイナミクスは毎年非常に安定したフリーキャッシュフローを稼いでいます。
このことからジェネラル・ダイナミクスは他社に比べて優位性のある事業を行っているといえます。
ジェネラル・ダイナミクスの配当データ
基本情報
・配当利回り:2.31%(2023/4/13時点)
・年間配当額:5.28ドル
・配当権利確定月:1,4,7,10月
・配当支払い月:2,5,8,11月
・連続増配年数:31年
配当利回りの長期推移
上記はジェネラル・ダイナミクスの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。
ジェネラル・ダイナミクスの配当利回りは変動が小さく、
リーマンショック後の株価低迷期やコロナショック時を除いて2%前後の水準で推移しています。
現在の配当利回りは1.25%程度と長期的に見ると高くも低くもない水準になっています。
配当金推移と増配率
上記はジェネラル・ダイナミクスの四半期ごとの配当と増配率の表になります。
ジェネラル・ダイナミクスの増配率は年々減少しており、直近の増配率は5%となっています。
ただ、配当性向は40%とあまり高くないので今後も安定した増配が続くと思います。