ゆうの高配当株投資ブログ

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ドーバー(DOV)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

この記事では、ドーバー(DOV)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。

ドーバー(DOV)は主に米国で事業を運営する多角的な産業製造会社です。
株主還元を積極的に行っており、67年連続で増配を行っています。
同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。
配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。
 
 

 

ドーバーの基本情報

企業概要

ドーバーは、多角的な産業製造会社で、日用消費財のデジタル印刷、食品および飲料業界のマーキングやコーディング、廃棄物回収業界の収集車、石油・天然ガスなどの流体輸送用ポンプ、食料品・コンビニエンスストアで使用される商業用冷蔵庫などの製品およびサービスを提供する。ほとんどの事業は米国で運営されている。Apergyのスピンオフ後、エンジニアリングシステム、クリーンエネルギーおよび燃料ソリューション、イメージングおよび識別、ポンプおよびプロセスソリューション、気候および持続可能性テクノロジー機器の5つの事業部門で運営している。

ドーバーの株価推移

 

ドーバーの週足リアルタイムチャートです。

ドーバーは成長株のように毎年力強く株価が上昇し、綺麗な上昇トレンドのチャートとなっています。

 

ドーバーの株価指標

一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移

上記はドーバーの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。

ドーバーのEPSは2021年に大きく増加し、2009年以降で4倍弱になっています。

上記はドーバーのPERを1日ごとに図示したグラフです。

ドーバーのPERは2018年以降は20倍前後を推移しています。

PERで見た場合、ドーバーの株価はやや割高の水準にあると言えます。

 

 

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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移

上記はドーバー一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。

ドーバーBPSは30ドル弱の水準を推移しています。

上記はドーバーのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

ドーバーのPBRは年々上昇し、長期的に見て最も高い水準にあります。

PBRが上昇する間も株価はどんどん上昇しているので、PBRを割安割高の指標として用いることはできないと思います。

ドーバーキャッシュフロー

ドーバーは毎年非常に安定したフリーキャッシュフローを稼いでいます。

このことからドーバーは他社に比べて優位性のある事業を行っているといえます。

 

ドーバーの配当データ

基本情報

配当利回り:1.31%(2023/3/3時点)

・年間配当額:2.02ドル

・配当権利確定月:2,5,8,11月

・配当支払い月:3,6,9,12月

・連続増配年数:67年

配当利回りの長期推移

上記はドーバー配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

ドーバー配当利回りは長期的に見て、低下傾向にあります。

2018年以前は2~4%の配当利回りがあったのですが、

現在の配当利回りは1.3%程度とかなり低い水準になっています。

後述しますが、増配率もかなり渋いので配当目当てに買うのはきびしい感じがします。

 

配当金推移と増配率

上記はドーバーの四半期ごとの配当と増配率の表になります。

ドーバーは毎年下がっていて、直近3年間は1%台となっています。

配当性向は20%代後半とそれほど高くないですが、

長期的な傾向からこれからどんどん増配されていくのはきびしいと思います。

 

 

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