ゆうの高配当株投資ブログ

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ニューコア(NUE)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

私は高配当株投資を行っています。

高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。

減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。

このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。

米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。

 

この記事では、ニューコア(NUE)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。

ニューコア(NUE)はアメリカで最大の鉄鋼メーカーです。
株主還元を積極的に行っており、49年連続で増配を行っています。
同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。
配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。
 
 

 

ニューコアの基本情報

企業概要

ニューコア・コーポレーションは、アメリカで最大の鉄鋼メーカーである。 いわゆるミニミルで最大の企業でもある。 2017年の粗鋼生産は約2439万トンで、USスチールの1443万トンを遥かに超え、世界11位である。 1988年、日本の大和工業と合弁事業を開始し、ニューコア・ヤマト・スチールカンパニーを設立している。

ニューコアの株価推移

ニューコアの週足リアルタイムチャートです。

ニューコアの株価は2008年以降、長らく低迷していたのですが2021年以降は鉄鋼市況改善に伴い株価も急上昇しています。

 

ニューコアの株価指標

一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移

上記はニューコアの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。

ニューコアは景気の波の影響を強く受けるシクリカル銘柄なので、EPSは鉄鋼市況の影響を強く受けます。

そのため、年によって変動が激しく、EPSがマイナスになる年もあります。

 

上記はニューコアのPERを1日ごとに図示したグラフです。

ニューコアはEPSの変動が激しいため、PERも変動が激しいです。

PERで割安・割高を判断するべきではないと思います。

 

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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移

上記はニューコア一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。

ニューコアBPSは緩やかな上昇傾向にあります。

 

上記はニューコアのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

ニューコアのPBRは2009年以降長く低迷していたのですが、2021年以降の鉄鋼市況改善で株価が上昇した影響で急上昇しています。

PBRで見ると現在の株価は割高だと思います。

 

ニューコアキャッシュフロー

ニューコアは毎年安定して営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローがプラスとなっています。

このことからニューコアは優位性のある事業を行っていることがうかがえます。

 

ニューコアの配当データ

基本情報

配当利回り:1.33%(2023/6/25時点)

・年間配当額:2.04ドル

・配当権利確定月:2,5,8,11月

・配当支払い月:1,4,7,10月

・連続増配年数:49年

配当利回りの長期推移

上記はニューコア配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

ニューコア配当利回りは2020年以降の株価上昇に伴い、急低下しています。

ニューコアを購入する場合は鉄鋼市況が悪化し、株価が低迷しているタイミングで逆張り的に購入するのが良いと思います。

配当金推移と増配率

上記はニューコアの四半期ごとの配当と増配率の表になります。

ニューコアの増配率は2010年以降は0%台の増配となる年が多いです。

2021年以降は鉄鋼市況が良くなり、増配余地ができたためか増配率が高くなっています。

鉄鋼市況が悪化したときも好況時の利益を源泉に増配できる余地はありそうなので、

これからも増配自体は続けることができそうです。

 

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