ブラウン・フォーマンの基本情報
企業概要
ブラウン・フォーマンは、米国籍で最大級の蒸留アルコール生産者である。単一報告部門で事業を運営する。Woodford ReserveおよびOld Forresterなどのバーボンだけでなく、Jack Daniel’sブランドに支えられ、ウイスキー事業は売上高の約4分の3を生み出す主要な事業である。主な非ウイスキー製品には、el JimadorやHerraduraなどのテキーラが含まれる。世界的に事業を展開しており、170カ国以上で製品を販売している。規制や市場ごとの競争動向に応じてルート・ツー・コンシューマー・モデルを採用している。例えば、米国では流通業者を通じて販売しているが、他の多くの国では独自の物流組織を運営している。
ブラウン・フォーマンの株価推移
ブラウン・フォーマンの週足リアルタイムチャートです。
長期で右肩上がりのチャートになります。
特に直近の株価の伸びが著しいです。
ブラウン・フォーマンの株価指標
一株当たり利益（EPS）とPERの長期推移
上記は四半期ごとにブラウン・フォーマンの一株あたり利益（EPS）を図示したグラフです。
ブラウン・フォーマンは長期的にEPSが成長を続ける成長株であることがわかります。
上記はブラウン・フォーマンのPERを1日ごとに図示したグラフです。
成長性を評価されているためか、ブラウン・フォーマンのPERは高く近年では40倍前後の水準となっています。
PERで見た場合、ブラウン・フォーマンは割高な水準だといえます。
スポンサーリンク
一株あたり純資産（BPS）とPBRの長期推移
上記はブラウン・フォーマンの一株あたり純資産（BPS）を図示したグラフです。
長期的に見るとブラウン・フォーマンのBPSは右肩上がりの傾向があることがわかります。
上記はブラウン・フォーマンのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。
ブラウン・フォーマンのPBRは成長性を評価されているためか長期的に上昇傾向にあり、近年では15倍前後の水準となっています。
PBRで見た場合、現在は割高な水準にあるといえます。
ブラウン・フォーマンのキャッシュフロー
ブラウン・フォーマンは毎年非常に安定したフリーキャッシュフローを稼いでいます。
このことからブラウン・フォーマンは他社に比べて優位性のある事業を構築しているといえます。
ブラウン・フォーマンの配当データ
基本情報
・配当利回り：1.12%（2022/11/6時点）
・年間配当額：0.75ドル
・配当権利確定月：3,6,9,12月
・配当支払い月：1,4,7,10月
・連続増配年数：38年
配当利回りの長期推移
上記はブラウン・フォーマンの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。
直近だと、配当利回りは1％前後の水準になっています。
これは、成長性を評価され株価が割高な状態になっているためだと思います。
ブラウン・フォーマンは高PER・高PBR・低配当利回りの銘柄のため、
配当金を目的とした投資を行うより、利益成長に伴う株価の上昇を期待して購入するほうが向いている銘柄だといえます。
配当金推移と増配率
上記はブラウン・フォーマンの四半期ごとの配当と増配率の表になります。（株式分割は考慮してあります。）
年によって増減はありますが、毎年5%前後の増配率を維持しています。
直近のEPSが1.74ドルに対して、1株配当が0.754ドルとまだまだ増配余地が大きく、
これからも増配が続くことが予想できます。
