私は高配当株投資を行っています。
高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。
減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。
このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。
米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。
この記事では、シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
シャーウィン・ウィリアムズの基本情報
企業概要
シャーウィン・ウィリアムズ(Sherwin-Williams Co)は、塗料、コーティング、および関連製品の開発・製造・流通・販売を行う。【事業内容】アメリカズグループセグメントは、中南米のディーラー、ホームセンター、流通業者、金物店、その他の小売業者を通じて、多様な建築用塗料、コーティング、および関連製品を販売する。コンシューマーブランドグループセグメントは、ブランドおよびプライベートラベルの建築用塗料、ステイン、ワニス、工業製品、木材仕上げ製品、木材防腐剤、アプリケーター、腐食防止剤、エアゾール、コーキング剤、接着剤のポートフォリオを北米並びに中国、欧州の小売業者と流通業者に提供する。パフォーマンスコーティンググループセグメントは、木材仕上げおよび一般工業(金属およびプラスチック)用途向けの工業用コーティング、自動車補修、保護および船舶用コーティング、コイルコーティング、パッケージコーティング、並びにパフォーマンスベースの樹脂および着色剤を開発・販売する。
シャーウィン・ウィリアムズの株価推移
シャーウィン・ウィリアムズの週足リアルタイムチャートです。
シャーウィン・ウィリアムズの株価は2008年以降、順調に株価が上昇していることがわかります。
シャーウィン・ウィリアムズの株価指標
一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移
上記はシャーウィン・ウィリアムズの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。
シャーウィン・ウィリアムズのEPSは年々上昇し、2009年の約6.5倍になっています。
EPSの上昇に伴い、株価が上昇しているといえます。
上記はシャーウィン・ウィリアムズのPERを1日ごとに図示したグラフです。
シャーウィン・ウィリアムズはEPSが年々成長している成長性を評価されているためかPERも高くなっています。
現在のPERは約30倍になっており、長期的に見ると割安でも割高でも無い水準にあると思います。
スポンサーリンク
一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移
上記はシャーウィン・ウィリアムズ一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。
シャーウィン・ウィリアムズのBPSは緩やかな上昇傾向にあります。
また、景気が悪くなるとBPSが一時的に減少する傾向が見えます。
上記はシャーウィン・ウィリアムズのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。
シャーウィン・ウィリアムズはBPSの成長以上に株価が上昇しているので、PBRは上昇傾向にあります。
同社の株価は景気の状態に左右される傾向があるので、PBRが高くなった時に逆張り的に買うのが良いと思います。
シャーウィン・ウィリアムズのキャッシュフロー
シャーウィン・ウィリアムズは毎年安定して営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローがプラスとなっています。
このことからシャーウィン・ウィリアムズは優位性のある事業を行っていることがうかがえます。
シャーウィン・ウィリアムズの配当データ
基本情報
・配当利回り:0.91%(2023/7/15時点)
・年間配当額:2.42ドル
・配当権利確定月:2,5,8,11月
・配当支払い月:3,6,9,12月
・連続増配年数:45年
配当利回りの長期推移
上記はシャーウィン・ウィリアムズの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。
シャーウィン・ウィリアムズの配当利回りは2013年以降は1.0%前後とほぼ一定で推移しています。
配当利回りで見ると現在の株価は割安でも割高でも無い水準にあると言えます。
配当金推移と増配率
上記はシャーウィン・ウィリアムズの四半期ごとの配当と増配率の表になります。
シャーウィン・ウィリアムズの増配率はあまり変動が激しく、0%~30%超の間で推移しています。
配当性向自体は30%前後で低く、増配余地は十分あると思います。