私は高配当株投資を行っています。
高配当株投資を行う上で注意しないといけないことは投資している銘柄が減配を行うことです。
減配することで株価は大きく下がり、期待していた配当も期待外れになってしまいます。
このようなことを回避するためには毎年増配を行っている企業に投資するのも一つの手だと思います。
米国株には配当貴族に分類される毎年増配を行っているを行っている企業が多くあります。
この記事では、アトモス・エナジー(ATO)の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。
アトモス・エナジーの基本情報
企業概要
アトモス・エナジーは、米国で完全規制の天然ガスを専業とする最大規模の上場企業であり、テキサス州、コロラド州、カンザス州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、テネシー州、バージニア州の300万人以上の顧客にサービスを提供している。利益の約3分の2はテキサス州からのもので、テキサス州北部で天然ガスを配電し、いくつかの主要シェールガス層と5つの貯蔵施設を結ぶ州内ガスパイプラインを有する。
アトモス・エナジーの株価推移
アトモス・エナジーの週足リアルタイムチャートです。
アトモス・エナジーの株価は大きな押し目もほとんどなく順調に上昇が続いています。
アトモス・エナジーの株価指標
一株当たり利益(EPS)とPERの長期推移
上記はアトモス・エナジーの一株あたり利益(EPS)を図示したグラフです。
2018年に一時的に大きな値になっていることを除くと、毎年毎年順調にEPSが上昇しています。
上記はアトモス・エナジーのPERを1日ごとに図示したグラフです。
アトモス・エナジーはPERは変動が小さく、2016年以降だと20倍前後の水準で推移しています。
現在は20倍強となっており、PERでみると割高でも無い水準にあると思います。
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一株あたり純資産(BPS)とPBRの長期推移
上記はアトモス・エナジー一株あたり純資産(BPS)を図示したグラフです。
アトモス・エナジーのBPSは順調に成長していて、BPSは毎年毎年徐々に大きくなっています。
上記はアトモス・エナジーのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。
アトモス・エナジーのPBRは2014年以降は1.5倍~2.5倍の範囲で推移しています。
現在のPBRは約1.5倍で長期的に見て割安な水準にあると思います。
アトモス・エナジーのキャッシュフロー
アトモス・エナジーは設備投資にお金がかかる事業なので、
投資キャッシュフローが大きくなる傾向があります。
大きな投資キャッシュフローの影響でアトモス・エナジーのフリーキャッシュフローがマイナスになるのが常態化しています。
アトモス・エナジーの配当データ
基本情報
・配当利回り:2.57%(2023/9/14時点)
・年間配当額:2.96ドル
・配当権利確定月:2,5,8,12月
・配当支払い月:3,6,9,12月
・連続増配年数:39年
配当利回りの長期推移
上記はアトモス・エナジーの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。
アトモス・エナジーの配当利回りは2008年には5%を超えていたのですが、
年々配当利回りが低下しています。
2016年以降は2.5%程度の水準で推移しています。
現在の配当利回りは2.5%強で長期的に見ると割安でも割高でも無い水準にあると思います。
配当金推移と増配率
上記はアトモス・エナジーの四半期ごとの配当と増配率の表になります。
アトモス・エナジーの増配率は年々徐々に上昇しています。
現在の増配率は8%前後となっています。
2022年の配当性向は過去と比べても高い水準ではないので、今後も8%程度の増配が続くと思います。