エクソンモービル（XOM）の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移

 

この記事では、エクソンモービル（XOM）の銘柄分析と株価・配当・株価指標推移を紹介します。

エクソンモービル（XOM）は米国のエネルギーセクターを代表する大型株です。

株主還元を積極的に行っており、35年連続で増配を行っています。

同銘柄は配当貴族指数にも選出されています。

配当貴族指数にはほかにどのような銘柄があるか興味がある方は下記の記事をご覧ください。

 

【米国株】配当貴族指数とは？構成銘柄を解説 - ゆうの高配当株投資ブログ

 

エクソンモービルの基本情報

企業概要

エクソンモービルは、大手総合石油・ガス会社である。世界各地で原油・天然ガスの探査と生産、石油製品の精製を手掛ける。2021年度の1日当りの生産量は、液体燃料が230万バレル、天然ガスが85億立方フィートであった。また、2021年末時点の、保有埋蔵量は石油換算で185億バレルで、このうち66%が液体燃料である。石油精製能力は原油換算で日量460万バレルと、世界最大級のコモディティ、スペシャリティーケミカルの製造大手でもある。

エクソンモービルの株価推移

エクソンモービルの週足リアルタイムチャートです。

株価を長期的に見ると、ヨコヨコの状態が続いており、伸び悩んでいるチャートとなっています。

TradingView提供のXOMチャート

エクソンモービルの株価指標

一株当たり利益（EPS）とPERの長期推移

上記は四半期ごとにエクソンモービルの一株あたり利益（EPS）を図示したグラフです。

エクソンモービルはエネルギーセクターの銘柄なので、

原油価格が上がるとEPSが増加し、原油価格が下がるとEPSが減少する傾向が

エクソンモービルの特徴だといえます。

上記はエクソンモービルのPERを1日ごとに図示したグラフです。

エクソンモービルのPERは大きく変動し、振れ幅が大きいためPERで

割安、割高を判断して投資を行うのは難しいです。

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一株あたり純資産（BPS）とPBRの長期推移

上記はエクソンモービルの一株あたり純資産（BPS）を図示したグラフです。

長期的に見るとエクソンモービルのBPSは増加傾向であることがわかります。

上記はエクソンモービルのPBRを四半期ごとに図示したグラフです。

エクソンモービルのPBRはおおむね1.0～3.0の間を推移ししていることがわかります。

PBRで見た場合、PBRが2.0を割ると割安、PBRが2.5を超えると割高のように見えます。

エクソンモービルの配当データ

基本情報

・配当利回り：3.33%（2022/10/25時点）

・年間配当額：3.52ドル

・配当権利確定月：2,5,8,11月

・配当支払い月：3,6,9,12月

・連続増配年数：40年

配当利回りの長期推移

上記はエクソンモービルの配当利回りを日ごとに図示したグラフです。

エクソンモービルは連続増配株なので、配当利回りが下がるのは株価が上昇しているときです。

直近だと、配当利回りは3％前半になっています。

これは、長期的に見ると下限に近い値になっています。

配当利回りでみた場合、エクソンモービルは割安とは言い難いです。

配当金推移と増配率

上記はエクソンモービルの四半期ごとの配当と増配率の表になります。（株式分割は考慮してあります。）

増配率が10%を超える年もありますが、直近3年間は1%前後と辛うじて増配を保っている状態です。